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お医者さんは教えてくれない。患者が書くPMSとPMDDの話。

先日noteで書いたPMDDについての記事に反響があったので

はてなブログでも共有。長いですがまずはこちらをお読み下さい。

note.mu

投稿してから気がつくことも沢山ありましたので

改めてはてなブログでも書いてみましょう。

自分はPMSにかかりやすい人だって言い出せない

PMSの疑いは以前から持っていました。

少しの落ち込みだとか、お腹が痛くなりやすいだとか。

症状の疑いがある人はまず書籍やネットで症状を調べるでしょう。

そしてこの文面で一度つまづくのです。

 

PMSになりやすい人の特徴…

・几帳面な人・責任感の強い人・我慢しやすい人・律儀な人

 

私、几帳面でもないし我慢強くもない…!

自分でこの特徴を「あ、まさしく私のことだわ」と思って

病院に行かれるなら話が早い。

でも自分のことを過大評価している気がしてしまうし

周りの人に相談しても「あなたは安心だね」と言われるだろう、

○○さんの方が遥かに几帳面だし…と診察を諦めていました。

「こんなに適当で忍耐弱い私が当てはまる訳がない」

この時点で「PMSPMDDの症状を我慢してしまっている」のですが

元来からの思考のクセで、周りから指摘されてもピンときません。

 

「なりやすい人」の項目って必要なのかな…?

それよりも体に出ている症状を詳しく書くことと、

少しでも症状が出たら病院へ行くことを伝えた方がいいのでは、と思います。

せっかく啓蒙をしているのに、病院へ行くことを諦める人を増やしてはもったいない。

 

そのネガティブ、本当に自分の性格?

これはPMSの人だけでなく、普通に生活を送っている女性に聞いています。

そのネガティブは本当に自分の性格ですか?

 

女性は思春期で体が変化します。それとともにホルモンバランスが変わります。

中学生くらいからこの性格なんだよなー、と思っていても

そのネガティブは実はPMSのせいかもしれないのです。

 

この性格に病名つけられても医療費がもったいないだけだぜ、と思い込んでいましたが

PMSをほっといたらPMDDになりました。

悪いことは言わん、今のうちに行っておけ…!

 

noteで書いた内容はPMDDという重い症状の話ですが、レベルがあります。

「かるーく落ち込む程度、日常生活が問題なく送れる」

そんな人は周期で落ち込みがあることも分かりません。自分がそうでした。

 

思春期からの性格を自分の性格だと思い込んでしまうのは仕方ない。

小学生の頃の性格って今と経験も違うからアテにならない。

だからこそ「おや?」と思えるきっかけが大事だと思うのです。

もしかして、この落ち込みやイライラって本当の自分の性格?

PMSじゃない?と自問自答出来るように。

 

先生だって、研究者だってPMSPMDDに罹ったことがない人がほとんど

病院って現代の駆け込み寺のような性質がありますよね。

「ここに行けばもう安心だ、解決してくれる」という場所です。

でもネットでの体験談を見ていると

PMSで婦人科を受診したら『気持ちの問題は誰にもある』とそのまま帰された」とか

「そんなに痛いなんておかしい」と言われるケースも多い様子。

それは男性医師に限らず、女医さんでもあることなのです。

いい先生も沢山います。私も会社の近く、家の近くとジプシーを重ねて分かりました。

 

でも初めて行く病院、勇気を出していった病院でそう扱われたら…?

次に行く病院でも同じ思いをしてしまう、とためらいますよね。

婦人科は皮膚科や内科の受診とは感覚が違って、

ハズれると精神的ショックも大きい気がします。

昔、会社の検診の出来事。触診であまりにも痛くされて足ががくがく震え、

内股で歩く始末、その痛みは3日続き、会社では笑われてしまったことがあります。

人にも恥ずかしくて言えないし、いまだに婦人科の触診が大の苦手です。

 

また、優しいお医者さんに診察してもらっても症状が上手く伝わらないことも多い。

これは婦人科だけでなく、精神科・心療内科でも同じこと。

いくら「死にたい」と伝えても「考えすぎだよ」で終わってしまうこともあります。

 

「症状にかかった人だけが医者になれ」は極端すぎる考え方ですし、

医者の教育を!という気もありません。色んなお医者さんがいて当然です。

いま辛い思いをしている患者さんにさらに負担を強いる考え方は苦手ですが、

「辛い思いをしたらその病院に通い続けなくていい」

「うまく症状を伝えられない場合は先生を変えてもらってもいい」と思って下さい。

100%の理解は難しいけれど、その分この症状の研究が進むように

ネットで意見交換するのもいいかもしれません。

お医者さんにかかるのとはまた違う発見があるはずです。

(その際、トンデモ情報・民間療法に振り回されないように気を付けて!)

 

先生側がもし読んでいたら、ぜひこういったケースの改善を求めたいです。

婦人科はどこに行っても混雑していることが多く、病院を選ぶ選択肢が少ないのです。

「婦人科嫌い」の人が増えないよう、

そして「婦人科嫌い」の人が安心して通えるような病院が増えますように。

 

webには載っていないPMSPMDDのメカニズム考察

まっったく医学書や正しい知識がないまま、自分に起きていることを書きます。

 

PMDDの一番きつい時期になるととにかく落ち込みます。怒りも出ます。

でもその落ち込みや怒りは「普段おさえているもの」が出るのです。

いつも些細に感じていたことが、この時期だけ強く出る。

 

だから「ネガティブ(自体)が強くなる」という考え方よりは

「抑える能力が弱まる」「感受性が強くなる」が近いんだろうな、と感じています。

 

1年前、私はディズニーランドのスティッチとお話が出来るアトラクションで

何に反応したのか自分でも分からないのですが、

アトラクションの最中に涙が出てしまいました。

笑い泣きでも、感動泣きでも、もちろん悲しかったわけでもありません。

一番後ろの席だったし、静かにハンカチで目を抑えるくらいで済みましたが

あの頃からPMDDの片鱗があったよな、と今思い返しています。

 

かと言って「突然涙が出る」「なんでもないのに涙が出る」で検索すると

「それはあなたがストレスを感じているからです」とフワっとした答えばかり…。

鬱傾向も視野に入れつつ、女性はPMS/PMDDかも、と疑えれば

解決に繋がる可能性が高いです。

 

PMDDで「怒り」の傾向が出るか、それとも「落ち込み」の傾向が出るかの違いも

この「いつも抑えている部分が出る」に答えがあると思っています。

その場で起こったことに対しても感情は揺れるけれど、

「思い出し怒り」「思い出し悲しみ」の症状も多い。

(○年前にされたことが許せない~とか)

だから普段からこのストレスを解放できたら、改善に近づく気がします。

 

自分の編み出したほんの些細な解決法

では「普段からこのストレスを解放できたら」とはどうするのでしょうか。

私は「ノートに怒りを書きだす」が効果的でした。

 

症状が落ち着いたいま、やっと冷静に振り返ることが出来るのですが

PMDDで落ち込んでいる時の思考っていつもは忘れていることなんです。

「幼少期に親から言われたこと」「○○さんがイライラしていて怖かった時の話」とか。

 

それが根っこにあるから今の自己肯定感の低さに繋がっている。

今この症状があるお陰で根っこを掘り出せている。

 

なのでノートに全部書き出しました。

人に見せるものではないので箇条書きでも単語でもいい。

 

書き出してそれを本人に伝える必要もありません。

もし話し合いが出来そうなら、症状が落ち着いてからぜひして下さい。

でも難しければ「この出来事が私を苦しめていたのか」と思うだけでいいです。

それで十分しこりが取れます。許そう、と思う必要もありません。

これを心療内科でカウンセリングする時に使っても良いと思います。

根底にこんな経験があったから、いま症状として出ている、の説明になります。

 

この時期だけ彼氏と別れたくなる、とか育児でイライラしやすいなど、

きっといつも抑えていることがあってこそだと思います。

それを本人に伝えなくてもいいから、自分の中で吐き出せる場所を作って下さい。

「死にたい」と書いてもいいのです。SNSじゃないから、誰からも責められませんよ

 

病院に行くタイミングが分からない?落ち着いたらすぐに行って!

note記事を書いて、まさかの周りからの反応が多くびっくり。

そうか、SNSに婦人科系のことは書きづらいしみんな我慢しているのですよね。

でも「病院にいつ行っていいか分からない」という声も聞こえました。

症状がひどい時は立ち上がれなかったり、診察で泣いてしまうこともあるでしょう。

無理をしなくていいです。

でも、月経が来たタイミングとか、落ち着いたタイミングでぜひ受診してください。

病院は「一番症状がきつい時にかかる場所」ではありません

こういう症状があって、毎月出るんです。今は落ち着いています、で大丈夫。

根底に「今は平気そうだね」と言われてしまった経験や、

仮病扱いされる恐怖があるかもしれませんが怖がらずに行ってくださいね。

 

あとは「今は平気でもこれからかかる可能性がある」こともあります。

脅かすつもりはないですが、出産などの転機でホルモンが変わることもあります。

怖がる必要はありません、その時に「もしかして」と気づきがあれば治療も早い。

 

同じPMSにも違いがあることを認識しよう

先ほどPMSにはレベルがある、と書きました。

これは医学的な用語でなく体感ですが、女性の中でも同じ症状が出る人は少ないです。

 

「突然泣きはしないけど、ちょっと悲しくなる」「死にたくなるほどつらい」

「軽くお腹が痛いけれど我慢できる」「失神してしまうほどにお腹が痛い」

 

この辺の認識の差が問題を助長させていることが非常に多い!

 

会社でのマネジメント、彼女・奥様の症状、男性にだって関係のある話です。

同じPMS(生理痛)にも10段階くらいの差があります。

自分が学生だった頃、体育の先生(女性)が生理痛の軽いタイプで

生理痛を理由に休む生徒に「体育出来ないほど痛くないでしょ」と

言っていたこともありました。同じ女性だから、の考え方は理解から遠ざかりやすい。

バファリンどころか、ロキソニンを飲んでもまだ痛い人、

ピルを飲んでも精神症状がよくならない人、沢山います。

人と比べずに「本人がどういう症状が出ているか」で判断しましょう。

もちろん当事者もです。

 

婦人科と心療内科、ダブル受診が必要だった

あのnoteを書いた時、心療内科にかかれば終わりだと思っていましたが

生理不順や鉄欠乏症、生理痛などは心療内科で治せないことに気がつきました。

PMDDは精神症状なので婦人科だけでも済みません。

だからダブル受診です。社会人はスケジュール的にもお財布的にも厳しいですね…。

 

どうやら、PMDDに強い先生が日本に1人いらっしゃるようなのですが

その先生の予約もかなり待つようでまだ電話すらかけられていません…。

 

http://kagefmie.net/post/159442605392/pmddもしくは鬱なんでもいいんだけど調子悪い話

kagefmie.netはとのいろいろさんでご紹介いただきました。

私の文章では足りない部分を分かりやすく説明下さっています…!

そうです、これが言いたかったのです…!ありがとうございます!

 

引き続き、需要があればこの症状について書いていきたいと思います。